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妊婦の足ツボマッサージ

妊婦の足つぼマッサージは可能?妊娠中に足のつぼを刺激する方法

妊娠中は女性ホルモンのバランスが変化することにより、足のむくみや腰痛、便秘など身体の不調が起こりやすくなります。このような症状が起こる前に、足つぼマッサージなどのリラックス効果を感じながら、ホルモンバランスを整えておきたいと考える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、妊娠中の足つぼマッサージの是非、さらに妊婦の方が刺激してはいけない足つぼをご紹介します。加えて、足つぼマッサージの具体的な方法もお伝えします。妊娠中にできる足つぼマッサージの方法が知りたい方は、必見です。

1.妊娠中の足つぼマッサージは可能?

「妊娠中は足つぼマッサージをしてはいけない」
「妊娠中の足つぼマッサージで流産の可能性が高まる」

このような意見を耳にしたことがあるという方は、多いのではないでしょうか?
実際に「足つぼマッサージをした後に流産してしまった」という意見も少なからずあるために、不安な気持ちを抱えているという方もいるでしょう。

しかし結論から言ってしまえば、妊娠中でも足つぼマッサージは可能です。
そして、流産や早産の原因が足つぼマッサージだったという症例は、これまで1件も報告されていません。 そのため、妊娠中の足つぼマッサージは医学的には問題ないと言えます。

1-1.妊婦さんが足つぼマッサージを受けることが「良くない」と言われている理由

そもそもなぜ日本では、妊娠中の足つぼマッサージが良くないという意見が広まったのでしょうか。それには、大きく分けて2つの要因が考えられます。

まずひとつは、マッサージサロン側に妊婦さんの足つぼマッサージのノウハウや知見がないことが挙げられます。
足つぼマッサージによる流産の医学的根拠がないとは言え、足つぼマッサージが原因で体調を崩してしまったというトラブルが起こってしまえば、命の問題だけにマッサージサロン側も責任の取りようがありません。

そのため、妊娠中の足つぼマッサージを断っているお店も少なくありません。
妊婦の施術を断る足つぼマッサージ店が多いことが拡大解釈されて、「妊娠中の足つぼマッサージは危険」というイメージが出来上がってしまったとも考えられます。

そしてもうひとつは、妊娠中、特に妊娠初期の妊婦さんには刺激してはいけない足つぼが実際にある点です。
この点においては非常に重要となる問題であるため、後に詳しくご紹介します。

1-2.不安な方は「安定期以降に産婦人科医の許可を貰ってから」がおすすめ

妊娠中の足つぼマッサージに不安のある方は、妊娠16週目以降の妊娠中期、いわゆる安定期に入ってからがおすすめです。
安定期に入れば、お腹の中に胎盤ができて流産のリスクが大幅に軽減します。また、ホルモンバランスが安定することで急な体調不良も起こりづらくなります。

そして、足つぼマッサージは心身ともにリラックスした状態で受けることが重要です。
母体や胎児への影響が心配な方は、安定期以降に産婦人科の担当医から許可を得ることで、より安心して施術を受けることができるでしょう。

2.妊娠初期に刺激してはいけない足つぼについて

前述したように、妊娠中に足つぼマッサージをしてはいけないという医学的根拠はありません。しかし妊娠中、特に妊娠初期に刺激してはいけないとされている足つぼがあることは事実です。

ここからは、妊娠初期に刺激してはいけないとされている代表的なツボの場所と禁忌の理由について詳しくご紹介します。

○三陰交
内側くるぶしから指4本分上にあるツボです。陣痛を促進するツボとして知られており、妊娠初期の方が刺激すると子宮が収縮してしまうおそれがあると言われています。

妊娠中ツボ 三陰交

○太衝
足の甲の親指と人差指の間の窪みにあるツボです。三陰交と同様に陣痛を促す効果があると言われているツボで、妊娠後期の方や出産予定日を過ぎた妊婦さんには効果的ですが、妊娠初期の方へは禁忌のツボです。

妊娠中ツボ 太衝

○太谿
くるぶしの内側とアキレス腱の間にあるツボです。子宮収縮作用があるツボで、妊娠初期に刺激すると初期流産や早産のリスクが高まってしまうと言われています。

妊娠中ツボ 太谿

3.安定期以降の妊娠中に妊婦が足つぼマッサージを行う際のポイント

次に、安定期以降の妊婦の方が足つぼマッサージを行う際のポイントをご紹介します。
妊娠は病気ではないとは言え、普通の身体の状態とは異なります。しっかりとポイントを抑え、より安全に足つぼマッサージを行いましょう。

3-1.お悩み症状に対するつぼのみを優しく刺激する

先ほどご紹介したように、妊娠中には禁忌となる足つぼが存在します。そのため、悩みや症状に対する足つぼをピンポイントに刺激する必要があります。

通常の足つぼマッサージでは、特に症状に狙いを定めずに痛みを感じるポイントを刺激するという方法もあります。しかし、妊娠中は禁忌の足つぼを刺激してしまう危険性があるため、悩みや症状にあった足つぼだけを刺激しなければなりません。

また、力加減は心地良いと感じる程度で優しく軽めに足裏を指圧しましょう。強すぎる刺激はストレスの原因となってしまうため、妊婦さんにはおすすめできません。

3-2.5~10分の短期間で両足のマッサージを行う

妊娠中に足つぼマッサージを行う際は、5~10分ほどの短時間を目安に両足のマッサージを行いましょう。
妊婦の方は、通常より足つぼマッサージの刺激に非常に敏感になってしまうケースがあります。妊娠していない通常の状態と同じ感覚や時間でマッサージを行ってしまうと、知らず知らずのうちに身体に負担をかけてしまうかもしれません。

妊娠中はただでさえ体調に変化が出やすい期間です。安定期以降であっても、長時間の足つぼマッサージは禁忌と考えておきましょう。

3-3.食後1時間は足つぼを刺激しない

食後1時間以内の足つぼマッサージはおすすめできません。食事をしたすぐ後に足つぼマッサージをしてしまうと、本来であれば消化のために胃や腸に集まる血流が、別の臓器や器官に分散してしまいます。その結果、消化不良や便秘になってしまう可能性があります。

妊娠期間中は、母子ともに質の高い栄養補給が必要な時期です。栄養の消化吸収の妨げになるようなことは避けたい時期となるため、妊娠中は特に食後1時間以内の足つぼマッサージはおすすめできません。

4.足つぼの知識がない妊婦さんはプロにマッサージしてもらうことが大切

足つぼマッサージは、セルフでも十分にリラックス効果が期待できるマッサージ方法です。
とは言え、妊娠期間中は禁忌となる足つぼもあることから、セルフマッサージを行う場合は必ず自身で足つぼの基礎知識を身につける必要があります。

しかし、「正しい足つぼの知識を持っていない」という方も多いのではないでしょうか。そのような妊婦さんには、足つぼマッサージを行うマッサージ店で、プロの施術者による施術を受けることをおすすめします。

そして実際にマッサージ店を利用する際は、事前に店舗へ問い合わせをして「妊婦への施術が可能であるかどうか」を確認することが大切です。
妊婦さんへのマッサージを断るお店も少なからず存在していますが、最近では妊婦へのマッサージを専門に行うマタニティサロンもあります。一般的なお店であっても、きちんと知識を得た上で、妊婦さんへのマッサージを快く受け付けているお店は少なくありません。

また妊娠中の足つぼマッサージの場合、女性スタッフがおすすめです。女性スタッフであれば、男性スタッフよりも比較的力加減が優しく、かつ同じ女性であることから安心して依頼できるでしょう。

まとめ

ここまで、避けた方が良いとされることの多い妊娠中の足つぼマッサージについてご紹介しました。妊娠中の足つぼマッサージが流産の原因になるということはまず考えられませんが、妊娠初期には禁忌とされている足つぼも存在しているため、マッサージは安定期以降に行うことをおすすめします。

しかし、セルフマッサージを行う際は足つぼの知識が必須です。そのため、まずは経験豊富な専門家の施術を受け、足つぼのマッサージ方法や注意しなければならないポイントを指導してもらうと良いでしょう。

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